不妊治療がつらい時には

気持ちが落ち込む前にやるべきこと

気持ちが落ち込む前にやるべきこと

妊活は精神的につらく、悲観的になったりうつ症状が出てしまったりと「ゴールの見えないトンネル」と表現されていますが実は今の治療や体への向き合い方などの方向性の違いだけで、正しいレールに乗ることさえ出来ればスムーズに結果が出るため、今回は「妊活の向き合い方」についてご紹介します。

現状を一度整理してみよう

今までの経緯を一度紙に時系列で書き出してみましょう。
経緯を俯瞰で見る事で改めて気づくことも多いと思いますが、

・焦って結果を求めて短期間に治療を詰めすぎていないか
　（何カ月も連続で採卵しているなど）
・ホルモン剤を毎月使いすぎて卵巣にダメージが残っていないか
・治療が自分にとって最適な方法なのか（きちんと結果が出ているか）
・治療が続くことで、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症などがこじれていないか

など、一度整理して考える事も大事です。
自分ではなかなか俯瞰で見れない場合は通院している不妊専門病院などにある「カウンセリング」を利用してみるのもおすすめです。
不妊カウンセラーさんが親身に相談に乗ってくれますので不妊治療に関する心身の悩みを解決する事が出来ます。

他の治療にも目を向けてみる

不妊でなかなか結果が出ない原因として「冷え性」「血虚（血が少ないこと）」「運動不足」「食生活の乱れ」「ストレス」など根本的に改善すべきことも多く、これらを見直すことで妊娠力に良い影響が出て結果につながる事も。

特に妊活におススメなのが

漢方薬

漢方といっても「中医学」という理論を用いた漢方を実践している専門薬局では、あなた自身の体質を「弁証論治」という独自の分析方法を用いて体全体のバランスの乱れを整える漢方薬を選定してくれます。使う漢方薬も保険適応には無い、専門性に長けた商品を揃えている店舗が多く結果を求める場合は漢方と不妊治療との併用をおすすめします。

また漢方薬局の専門スタッフは近隣エリアの不妊治療専門病院についての知識があるため、クチコミサイトよりも正確に病院についての情報を教えてくれますので転院などを検討している場合はアドバイスなど参考になる情報を教えてもらうことも可能。

鍼灸や整体など

血流が悪い症状やストレスなどで気の巡りが悪いなど「巡り」のトラブルが気になる方は鍼灸などもおすすめです。特に妊活を得意とする鍼灸院では、女性ホルモンに関するツボや経絡などを刺激したり、お腹や腰回りなどを重点的に治療するため、ピンポイントで問題点を整えてる事が多く生理痛や足腰の冷えが改善されるケースもよく見受けられます。